健康診断を受診する際の注意事項(服装や食事など)

健康診断を受診する際の注意事項は、受診項目によって異なります。
ご自身の受診項目は、受診キットに同封した『受診票』の検査項目欄に○が付いているものとなります。
受診項目に該当する検査に沿って、以下の注意事項をご確認ください。

尿検査 胸部レントゲン検査 血液検査 便検査
胃部レントゲン検査 腹部超音波検査 子宮超音波検査
眼底検査 マンモグラフィ検査

法定健診や特殊健康診断などについては、こちらをご覧ください。

尿検査

注意事項
事前に容器をお持ちの方は、健診当日の朝に採尿して、受付で提出してください。(詳しい採尿方法は、容器の袋もしくは同封の案内をご参照ください)
生理中の尿をご提出いただく場合には、提出時に受付スタッフにお申し出ください。

 

 

胸部レントゲン検査

注意事項
妊娠中またはその可能性がある方は、レントゲン検査はご受診いただけません。(受付の際に必ずお申し出ください)
ブラジャー・ネックレス等をつけたままでレントゲン撮影はできません。撮影時には外してください。

ファスナー・ボタン・絵柄のある着衣はレントゲン撮影ができません。撮影時は脱いでいただきます。(無地のTシャツ等をご着用いただくと、混雑を避けられますのでご協力ください)

 

血液検査(血糖・脂質)

注意事項

健診当日は、食後3.5時間以上空けて受診してください。糖分・脂質を含まないお水・白湯・お茶は飲んでも構いません。ただし、胃部レントゲン検査を同時に受診する方は、胃部レントゲン検査の注意事項に従ってください。

また、特定健康診査を受診する方は、食後10時間以上空けて受診してください。

飴・ガム・コーヒー等の糖分を含むものは、上記と同様に控えてください。
過去に採血で気分が悪くなったことのある方は、必ず検査前に看護師にお申し出ください。
アルコール消毒で、かぶれ・発赤したことのある方は、必ず検査前に看護師にお申し出ください。

心臓病・高血圧で服用している薬は、健診当日いつも通りお飲みください。その他の薬は、飲まずに持参し、健診終了後にお飲みください。

 

便検査

注意事項
提出日の1週間前から採便が可能です。採取後から提出までの間は冷暗所で保管してください。

採便容器が2本入っている方は、それぞれ別の日の便を採取してください。

 

胃部レントゲン検査

検査前日の注意事項
暴飲・暴食は避け、夜10時以降は食事を摂らないようにしてください。(絶食時間の目安は、食後最低10時間以上にです。)

水分は、就寝まで飲んでいただいて差し支えありませんが、飲酒は避けてください。(酒類にはバリウムを固める作用があります)

 

検査当日の注意事項
お茶・コーヒー・牛乳などの飲料およびタバコ・飴・ガム・禁煙パイプなどの胃に刺激があるものは控えてください。

お水・白湯であれば、受診の2時間前までにコップ1杯(200ml)程度なら飲んでも構いません。

午後に受診する場合に限り、朝7時頃までに軽食トースト1枚程度、お茶・ジュース・コーヒー(乳製品は厳禁)は飲食しても構いません。

 

薬の服用に関する注意事項
常時服用している薬がある方は、事前に必ず主治医に相談してください。特に発作を伴う疾患等をお持ちの方は、医師の許可を得ない場合にはご受診いただけません。
糖尿病薬を服用してる方やインスリン注射を使用している方は、高・低血糖等の予防のため、主治医に服薬方法を必ずご確認ください。
薬の服用が中止できない疾病の方(心臓病や高血圧の薬・抗てんかん薬・向精神薬・時間で服薬を指示されている薬等を服用している方)は、受診の2時間前までにコップ1杯(200ml)のお水または白湯でお飲みください。

検査前・検査時の注意事項
●検査前および検査時は、検査スタッフの指示に従ってください。
●検査前に、検査スタッフの指示に従い、発泡剤(胃を膨らませる薬)とバリウム約130mlを飲んでいただきます。
●撮影台に立ちましたら、検査スタッフの指示に従い、手すりにしっかりとおつかまりください。
●撮影台が倒れたら、胃の粘膜に十分にバリウムを付着させるため、検査スタッフの指示に従い、撮影台の上で右回りに体を3~4回回転させてください。
●年齢や体調を考慮して検査を行いますが、撮影に時間がかかりますと、バリウムが腸まで流れてしまい、レントゲンを撮る時に胃と重複して邪魔になってしまう場合があります。そのため、指示が早口になったり、急かされる感じがあったりするかも知れませんが、ご理解とご協力をお願いいたします。
●不安なことがあれば、検査前に検査スタッフにご相談ください。

その他の注意事項
●妊娠中またはその可能性がある方は、レントゲン検査をご受診いただけません。(受付の際に必ずお申し出ください)
●『胃X線検査問診票』は、事前にご記入いただき、検査当日ご持参ください。また、裏面の『胃X線検査(バリウム)を受診される方へ』で、検査をご受診いただけない方、受診前に主治医に相談が必要な方を記載してございますので、ご自身に該当する項目がないか必ず前もって確認してください。
●検査後に、じんましん・気分が悪い・顔色が青白くなる・手足が冷たくなる・喉がつまる・息苦しい・息がしにくいなどの症状が出た方は、医療機関を受診してください。

 

腹部超音波検査

注意事項
健診当日は、食後4時間以上空けて受診してください。ただし、胃部レントゲン検査を同時に受診される場合は、胃部レントゲン検査の注意事項に従ってください。
お水・白湯であれば、受診の2時間前までにコップ1杯(200ml)程度なら飲んでも構いません。(多量に摂取すると検査できない場合がございます)
薬を服用する場合は、受診の2時間前までにコップ1杯(200ml)のお水または白湯でお飲みください。
糖尿病薬を服用してる方やインスリン注射を使用している方は、高・低血糖等の予防のため、主治医に服薬方法を必ずご確認ください。
『腹部超音波受診票』は、検査の際に使用いたしますので、そのままの状態で健診当日ご持参ください。また、その裏面に注意事項を記載していますので、事前によくお読みください。

 

子宮超音波検査

注意事項
検査の4時間前から排尿を我慢して、膀胱にできるだけたくさんの尿を溜めた状態で検査を受けてください。(検査前に排尿してしまうと、検査できない場合がございます)

『婦人科超音波受診票』は、検査の際に使用いたしますので、そのままの状態で健診当日ご持参ください。また、その裏面に注意事項を記載しています。事前によくお読みください。

 

 

眼底検査

注意事項

コンタクトレンズを使用されている場合は、装着したまま検査はできません。
検査前にあらかじめ、コンタクトレンズを外していただきますのでご了承ください。
保管用の容器等がございましたら、実施当日ご持参ください。

 

マンモグラフィ検査

注意事項
検査の際は、上半身の衣服を脱いでいただきますので、脱ぎ着しやすい服装でお越しください。長い髪の方は、上の方で束ねておいてください。
撮影前に、ネックレス・イヤリング・ピアス等のアクセサリーは外してください。
制汗剤やシッカロールなどのパウダー類は、目に見えなくてもレントゲンに写ることがありますので、検査直前は拭き取るようにしてください。(パウダー類の影響で、石灰化像と見間違えることがありますのでご注意ください)
授乳終了後半年以内の方は、ご受診いただけませんのでご了承ください。
『マンモグラフィ問診票』は、事前にご記入いただき、検査当日にご持参ください。